MacとWindowsで色の差異を少なく

Design  Add comments

HP制作者がよく「MacとWindowsで見え方が違う」と言う事を言います。
これはなぜかというと、ガンマ値が異なるからです
ガンマ値とは

画像の明るさの変化と、出入力電圧の比で、これが1に近いほど自然な画像に見える。

というものです。

Macのガンマ値は1.8となっており、これはデータを印刷するときに自然な色に見える用に設定されており、Windowsのガンマ値は2.2は放送用に調整され、テレビ、モニタなどに移される事を前提として設定されています。

2009年3月の調査によるとWindowsのシェアは9割近くあり、leopard登場以来Macのシェアが急速にのびたといえどもWindowsにあわせる必要があります。

CFT0407_1053033A828.gif

Windows 88.14%
Mac 9.77%
Linux 0.99%
iPhone 0.49%
iPod Touch 0.11%
Android 0.07%
Other 0.29%

via marketshare

ではMacでWindowsに近い色を表現する為にはどうすればよいか。

方法は複数あります。bootcamp/VMwareで確認する等。

しかしいちいち確認するのがめんどくさいので、Macのガンマ値を2.2に変更する方法を書きます。

「システム環境設定」から「ディスプレイ」を選択し「カラー」タブをクリックします。

1.png

今使われている設定を選択肢「補正」ボタンをクリックします。

2.png

ディスプレイキャリブレータ・アシスタントが起動しますので、そのまま「続ける」をクリックします。

3.png

標準では1.8になっていますのでこれを2.2に変更し、「続ける」をクリックします。

4.png

ホワイトポイントは「ネイティブ」を選択し「続ける」をクリックします。

5.png

プロファイル名をつけます。

6.png

「完了」をクリックし終了します。
これでWindowsと同じガンマ値にそろえる事が出来ました。
実際には人によって様々な色設定をしていますので、全員が全員同じ色に見える事はありえませんが、気休めにはなるのではないでしょうか。

関連記事